母へ

 

理想と掛け離れていて

どちらかというと苦手なタイプだから

関わり合いたくない部類の人だから

小さな頃から 無意識にずっと嫌って

反発していた。

私 本当に嫌いだったんだ。

タイプやら 性格やら。

 

だけど 今でも 心がキュンとするのは

美味しいご飯を作ってくれた。

夕方 遊んで帰ると

美味しい肉じゃがとか煮物とか。

それは 本当に 素敵な思い出。

美味しいご飯や ちょっぴり高級な物を

食べさせて下さって 

ありがとうございました。

 

後は マンガ…

あっ ムーミンの紙芝居とソノシート

嬉しかった。

あと 飛び出す絵本にも ときめいた。

大きくなったら

マンガや アイドルのカード

あと 折り紙も集めた。

ビーズで指輪を作ったり。

オーブンレンジを買って貰って

最初 クッキー作りに シュークリーム。

ツナのアリュメット。

バレリーナが踊るオルゴールも好きだった。

音楽は 太陽がいっぱい

 

中学からは 反抗ばかりしていたな。

言い合いは無いけど 態度で。

家が嫌いだったから。

 

大人になって

反面教師でしかなくて。

 

子供達に たくさん買って貰ったのも

感謝してる。

ご飯作ったり 出掛けたりは

あまり嬉しくなかった。

 

私が 自分の子育て、自分の家庭を

作りたかったから。

 

だけど ラクはできたしね。

子供達が慕ってるのも その結果。

 

もう その辺は 学びというか

因果解消をしていたんだね。

 

分かり合えない関係だけど

ご飯と 好きな物買って貰ったり

反面教師になってくれて

今では この状況なら私が あの人に何て言うかって

想像して 答えを出してる事もある。

 

ただ 言える事は

今 子供達に 私も 母と 同じ扱いを受けているという事。

 

その立場に立った時

さびしいよね。

でも 結果だし そういう気持ち、行動に出ちゃうんだから 仕方ないよね。

親は 子供に片思い。

相手の気持ちは 操作する事は

できないんだから。

現実を受け入れる 

だよね。

 

子供達に こだわらず

子供達から 距離を置いて

 

自分の世界を確立する。

自分の場所を見つけて 大切に暮らす。

築き上げて 心地よく暮らす。 

新しい家族と 暖かな暮らしをする。

 

本当に 人には 1人1人のテーマが

あるんだね。